新型コロナによる規制の影響で昨年12月の開催を延期していたEPTプラハが、3月5日~3月16日、チェコ・プラハのキングスカジノプラハで開催された。
参加費約70万円(€5,300)のメインイベントの日程は3月10日~3月16日。賞金総額約7億6,000万円(€577,1500)、優勝賞金約9,000万円(€692,252)をかけたビッグトーナメントには885人の参加者が集まり、リエントリーを含めた総エントリー数は1190にまでのぼった。
自身2度目のライブ入賞がEPTメイン優勝 オンラインサテライトから栄光を掴んだ

トーナメントを制したのはポーランドのGrzegorz Glowny氏。主にオンラインで活躍しているプレイヤーで、ライブでのトーナメント入賞は9日の€2,000 EurekaHighRoller(72位、獲得賞金€4,790)が初。今回もオンライン開催のサテライトで出場権を獲得し、この大一番へ。
インマネ間際でショートスタックになり、4日目には4BBまで追い込まれる苦しい展開を生き残り、最後は2016年のEPTバルセロナでもメインイベントで12位に入賞したAndrea Cortellazzi氏とのヘッズアップを制してポーランドから5人目となるEPTチャンピオンの栄光を掴んだ。
気になる日本人プレイヤーの結果は…?

今回日本からの参加者で入賞を果たしたのは2名。最高位は78位で北嶋隼人氏、次いで93位に横澤真人氏がランクインした。獲得賞金は共に約160万円(12350ユーロ)。
北嶋隼人氏は長きにわたりトーナメントで結果を残しているプレイヤーで、2019年のオージーミリオンメインイベントでは53位入賞(獲得賞金A$ 25,400)、今回のEPTではメインの他に€330Eureka Cup(78位、獲得賞金€510)、€1,100 No Limit Hold’em(7位、獲得賞金€12,820)で入賞している。2022年4月13日現在総獲得賞金は約2,200万円($173,916)。
横澤真人氏は人気YouTubeチャンネル「世界のヨコサワ」で活躍している、日本で最も有名であろうポーカープレイヤー。2月に行われたGlobal Poker Awards 2021ではベストパーソナリティ賞を受賞し、日本人初のGlobal Poker Awards受賞の快挙を果たした。今回のEPTではメインの他に€1100Eurekaメイン(172位、獲得賞金€3,570)、€2200ディープスタック(14位、獲得賞金€6,190)で入賞している。2022年4月13日現在総獲得賞金は約1億2,000万円($951,384)。
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